神戸市東灘区 甲南山手 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科

肘、手の痛み

画像:肘、手の痛み

小林整形外科クリニックでは、肘や手の痛みの原因となる変形性肘関節症、肘内障、ガングリオン(結節腫)、腱鞘炎、ばね指、手根管症候群、デュピュイトレン拘縮、キーンベック病(月状骨軟化症)など、患者様の症状を軽減させるために適正な治療を行っております。
痛みでお困りの方はお気軽にご相談下さいませ。

変形性肘関節症

関節の老化現象や使いすぎなどで、関節の表面がすりへって痛みや運動障害をおこします。
原因により、一次性変形性関節症と二次性変形性関節症に分けられ、前者は、老化現象のような特別な原因もなく、中年以後更年期に多発するものであり、後者は青年期も発症するもので、化膿性関節炎、骨折、脱臼などを経過した後に、これらが治りきらないところに無理な力が加わっておこるものです。
肘を動かすと痛みが強くなります。
肘を曲げたり、伸ばしたりする動きが制限され、顔に手が届かないなど、日常生活動作に支障がでてきます。
急に肘が動かない状態で固まり、動かそうとすると激痛を生じる、ロッキングが起こることがあります。
まずは痛安静にしてホットパックや電気治療などをおこない、湿布や痛み止めのお薬を用いた治療を行います。症状の改善がみられない場合は、手術をおこなうこともあります。

肘内障

2~4歳の小児が、転んだところを母親が手を引っぱっておこしたときなどに、子どもが急に泣きだして、腕をだらりと垂れ下げたまま動かさなくなることがありま。
原因は肘関節の部分で橈骨頭が脱臼しかかったためです。
肘を曲げようとするとひじょうに痛がります。また、一度おこすとくり返すことが多いため、母親の注意が必要です。単なる捻挫として湿布のみで放置されることのないよう注意しましょう。

肘部管症候群

小指と薬指の感覚と、指を伸ばしたり閉じたり開いたりする手指の筋肉を支配している尺骨(しゃっこつ)神経が、肘の内側の肘部管というトンネルで圧迫や引き延ばしを受けて発生する神経麻痺です。
麻痺の進行により症状が異なります。初期は小指と薬指の小指側にしびれ感が生じます。麻痺が進行するにつれて手の筋肉がやせてきたり、小指と薬指がまっすぐに伸びない鉤爪(かぎづめ)変型(あるいは鷲手変形)が起こります。筋力が低下すると、指を開いたり閉じたりする運動ができなくなります。握力も低下します。
初期でしびれや痛みが軽症の場合は、肘を安静にして消炎鎮痛薬やビタミン剤を内服しますが、これらの療法で改善がみられない場合や、筋肉にやせ細りがある場合は手術が必要になります。

ガングリオン(結節腫)

関節包、靱帯、腱鞘から発生するふくろ状の腫瘍のようなもので、内容はゼリー状の粘液様物質がたまって固まったものです。
若い女性の手部に多く発生し、大豆ほどの大きさから親指頭大の大きさに膨隆します。
特に手関節の背側に多くみられ、決して悪性のものではありません。この腫れものは大きくなると痛みが出ることもありが、小さくとも指屈筋腱の腱鞘部のガングリオンは痛いものです。
注射針を刺し内容物を吸引しますが、痛みがなく外見を気にしなければ、そのまま放置してもかまいません。

腱鞘炎

腱鞘(1本または数本の腱を鞘状につつむ結合組織の袋)は同じ動作のくり返しによる過労や手指の外傷、結核、リウマチなどが誘因となって炎症をおこします。そして、手指の運動時の痛みや腱鞘に一致した腫脹と圧痛を生じます。
急性腱鞘炎には狭窄性腱鞘炎や化膿性腱鞘炎、漿液性腱鞘炎があり、慢性腱鞘炎には結核性腱鞘炎があります。
局所の安静のために固定と、各原因疾患に対する治療が必要です。

ばね指(弾発指)

指の使いすぎが原因で指の付け根のところで指を屈曲させる腱が紡錘形に腫脹したり、その腱をとりまく靱帯性腱鞘が肥厚したりして、腱の正常な活動しなくなり指の曲げのばしがスムーズにおこなえなくなります。
乳幼児では、親指に多く発生しますが、成人では中年以後の女性に多く、おや指、なか指、くすり指に好発します。曲げた指をのばすとき、一定の角度までしかのびなくなり、外から力を加えると瞬間的にのびますが、のびた状態や曲がった状態に固定されてしまうこともあります。
手のひら側の指の付け根の部分に、指の曲げのばしで痛みと弾撥(だんぱつ)を感じ、その部位に圧痛と瘤(こぶ)がみられます。 症状が軽い場合は、放置しても自然に治ることもありますが、肥厚した腱鞘の内と外へのお薬と局所麻酔薬の注射が有効です。

手根管症候群

手関節の骨折、ガングリオン、腱鞘炎などがおこると、骨と横手根靱帯の間の手根管のなかで、軟らかい正中神経は容易に圧迫され正中神経圧迫症状が現われます。これを手根管症候群といいます。
夜間または起床時に、正中神経が支配するおや指、人さし指の知覚障害や手関節部の痛みがおこり、進行すると親指の付け根の筋肉がやせてきます。
手根管を軽くたたくことによる指にひびく痛みや、手関節を1分間つづけて最大屈曲させ症状を再現または増悪させる検査で診断されます。手関節の安静と手根管へのお薬の注入でよくなることもありますが、症状が軽くならならないときや、症状の進行がみられるときには手術がおこなわれます。

デュピュイトレン拘縮

40歳以上の男性に多く、手のひらに硬いひも状のもの(索状物)ができ、やがて指は曲がったまま動きがわるくなります。くすり指、小指がおもにおかされ、病因はまだ不明ですが、遺伝性もあり、またアルコール中毒やてんかんの人に発症率が高いようです。
索状物を形成した部分に、ときにはカユミや痛みがみられます。
指の屈曲変形は、徐々に進行し、自然治癒はほとんど期待できません。

キーンベック病(月状骨軟化症)

手関節の近くにある月状骨という骨が、なんらかの原因で血行障害をひきおこし無腐性壊死(細菌感染によらない壊死)となり、つぶれてしまう病気です。
青壮年男性(16才~50才位まで)に多く、手関節を酷使する大工、鍛冶屋などに発生することから、くり返して生じた小外傷が病因とも考えられています。
手関節の運動痛、運動制限、月状骨部の腫脹と圧痛が特徴です。エックス線写真で骨壊死の像がみられます。
一般的に1年から数年の間に症状は消退し、ほとんど後遺症なしに治るものです。
しかし、一定期間ギプス固定と装具固定、また仕事の制限が必要なので、早期職場復帰の目的で手術療法が行なわれることもあります。

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