リウマチとは

関節リウマチは、全身の関節に炎症が起きて関節が壊れてします病気です。その経過中には、関節以外の臓器にも病変がみられるため全身性疾患ともいえます。この病気を起こす原因は、まだはっきり分かっていませんが、以下の3つが重要視されています。

  • 1)遺伝や細菌・ウイルスの感染
  • 2)免疫学的要因
  • 3)環境因子

リウマチの分類基準

1)朝のこわばり

最大の改善まで、少なくとも1時間以上継続すること。

2)3関節以上の関節炎

少なくとも3関節の腫脹、あるいは関節液貯留(骨増殖のみでは不可)が認められること。

3)手の関節の関節炎

手関節・MCP・PIPの少なくともI関節の腫脹

4)対称性関節炎

両側が同時に関節炎であること(PHP・MCP・MTPは完全に対称性でなくてもよい)

5)皮下結節

骨隆起部・伸筋表面・関節周辺の皮下結節の確認

6)手のX線所見の変化

背腹方向の手指および手関節のX線写真で典型的なRAのX線変化がみられること、罹患関節あるいはその近傍での骨びらん、または明瞭な骨脱灰を含む必要がある。

7)リウマトイド因子陽性

正常人コントロールで5%以下の陽性率を示す方法で異常値を表す。

1~4は6週間以上継続のこと。

上記のような場合には、関節リウマチと診断し、病態に応じて適切な治療を開始します。
また、診断基準については、病院によって多少違いがある場合がありますのでご参考程度にご覧下さい。

リウマチの症状と治療

初期症状で、最も多くみられる症状は、朝の目覚めた時の関節の「こわばり」です。
同時に全身の関節の痛みと腫れがみられ、病状が進行すると手や指の関節が破壊されて変形し、脱臼も起こして変形はさらにひどくなります。最終的には関節は動かなくなります。
この病気は、関節症状が強いのですが、脱力感、倦怠感、微熱など全身症状も伴います。

血液検査では、赤沈亢進、CRP陽性、貧血、白血球増加などがみられるほか、80%前後がリウマチ因子陽性となります。
先ずは、安静と運動のバランス、保温や栄養のバランス、病気の特徴と性質を知ることから始まります。
その上薬物療法、リハビリテーション、手術療法が行われます。