2017年9月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/09/11

みみより通信9月号を更新しました。
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2017年9月号 睡眠革命

更新日:2017/09/11

   9月2日神戸新聞朝刊「新ひょうごの医療」で当院の枕外来を紹介していただきました。2年前より横浜市にある山田朱織枕研究所と提携して行っているもので、整形外科医である山田先生が開発された整形外科枕をオーダーメードで作ることができます。山田先生はテレビ出演等で有名な先生ですのでご存知の方も多く、当院で1~2ヶ月に一度行われる計測日にはかなり遠方からも来院されます。それだけ睡眠や枕に悩んでおられる方が多いのだと思います。枕をオーダーされる方の目的で一番多いのは肩こりの解消です。原因となる日中の姿勢などは覚醒している際は自分で意識して注意することができますが、自分の夜間の姿勢についてはわからない方がほとんどです。山田先生は睡眠中に寝返りをうつ回数が少ないことが、肩こりに大きく関与していると考えておられ、様々なデータを測定されています。同じ姿勢が長時間続くと、覚醒時であろうと、睡眠中であろうと身体に負担がかかるだろうことは感覚的にも理解しやすいでしょう。
   神戸新聞に掲載されたことや、最近では枕研究所で女優の米倉涼子さんがオーダーメード枕をつくられたことなどにより、当院でも今後毎月計測日を予定しておりますが、現在9、10月は予約が既に定員に達しています。横浜市まで、オーダーメード枕を作りに行くことが困難な人のために、継続して計測日を設けていく予定ですが、予約業務を簡素化するためにオーダーメード枕については、当院にあるパンフレットや山田枕研究所のホームページをご覧になっていただくと助かります。
   神戸新聞「新ひょうごの医療」には以前、原因不明で全身が痛くなる病気である線維筋痛症の診断、治療を行っているクリニックとして掲載されましたが、当院で最も実績を上げている特殊外来に「靴外来」があります。整形外科医である私と近畿義肢製作所、当院スタッフであるフットケアトレーナーを中心にクリニックあげて開業当初から行っている外来です。
   私自身これらの特殊外来について、我こそはその第一人者であるという実績、経験をもちあわせてはおりませんが、提携先である近畿義肢製作所、山田枕研究所に敬意を表して、それぞれ「靴外来」「枕外来」とよんでおります。マスコミに取り上げられる特殊外来は派手ではありますが、当院の患者さんの多くは外傷、腰痛、変形性関節症などごくありふれた疾患です。それらを診断、治療し、良い結果を出していくことが、最重要と考えております。やけどやけがの処置なども含めて整形外科領域全般に対処し、手術や精査が必要な場合は適切な医療機関をご紹介いたしますので、気軽にご相談ください。

整形外科枕料金のお知らせ

更新日:2017/09/05

整形外科枕の料金については以下の通りです。
標準サイズ 32,600円、ワイドターン 37,700円
詳細の内容に関しましては、お電話でお問合せください。

9月2日神戸新聞朝刊に掲載のお知らせ

更新日:2017/08/31

9月2日の神戸新聞朝刊「新ひょうごの医療」に当院が掲載されます。
神戸新聞朝刊をご購読の方は、ぜひチェックしてみて下さい。

2017年8月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/08/08

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2017年8月号 白球を追え!

更新日:2017/08/08

   S君が小3で転校してきてから僕たちは毎日のように野球、ソフトボールをして遊んだ。S君は3人兄弟の長男で3人とも野球をしているスポーツ一家だった。春、夏に行なわれたソフトボール大会では市内大会を勝ち抜いて、地区大会を戦う主力をS君と僕は担っていた。度々S君は土曜の午後に行なわれていた野球のスポーツ少年団に僕を誘ってくれたが、習い事の書道をやめなければならないということと吉本新喜劇が見られなくなるという理由で断わっていた。それでももちろん僕達は友達だった。ところが、夏のソフトボール大会決勝でちょっとした事件がおきた。決勝戦、我がチームは大量リードし、サードを守っていた僕はコーチの指示で、S君と交代した。楽勝ムードの中ひとりでも多く試合に出そうという意図があったと思う。ところが相手チームに追い上げられ、最終回、三塁線をぬける長打で逆転負けを喫した。問題はここからで、応援に来ていた父兄から「恵三君を交代させなかったら勝てた。」という意見が出始めた。春、夏とも僕は公式戦、練習試合とも失策なしで、僕のところへ打球が飛ぶと打者走者はどうせアウトだろと走らないことがあったぐらいだったので、3塁線の打球も僕ならアウトにできただろうということだった。スポーツの世界でもチヤホヤされていた僕はまわりからそう言われて、自分があのまま試合に出ていたら勝てたと信じた。この一件は中学のクラブ選択にも大きく影響を与えていて、野球部にも誘われたが、個人競技の陸上競技に入部した。
   S君とは進学した高校が別だったこともあり、あまり会わなくなっていたが、僕の結婚式に出席してくれたり、僕が地元で行なった講演会に彼のお父さんが参加してくださったりした。S君は高校を卒業してからもずっと野球を続けていることは風の便りで聞いていた。そして昨年少年野球の指導者として、全国大会で準優勝した。S君おめでとう。そして君に僕はずっとあの日のことを謝りたいと思っていた。あの夏の日逆転負けしたのは決して君のせいではない。僕達はずっと一緒に戦ってきたんだ。朝から晩まで夢中で白球を追っていた。君が捕球できなかった打球は僕も捕球できなかっただろう。でもあの時一瞬自分なら勝てたかもと思ってしまった僕を許して欲しい。おそらくS君はこう言うだろう。「俺、野球の試合いっぱいやってるから、そんな昔のこと覚えてないよ。それより整形外科医だろ。スポーツ障害について教えて。」
   S君のお父さんは僕の講演会の時に「うちの息子も野球ばっかりしていないで、先生(僕のこと)のように仕事を頑張ってくれたらな」と仰っていましたが、僕は好きなことに打ち込んでいるS君はカッコイイと思う。ぜひ全国制覇を目指して頑張って欲しいと思う。そして全国制覇したその暁には、僕の好きなシャンパンで昔話に花を咲かせながら乾杯しよう。

2017年7月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/07/12

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2017年7月号 医師の卵のみなさんへ

更新日:2017/07/12

   あまり知られていないことですが、医学部に入学しても6年後に医師になれるという保証はない。K大医学部に入学当時、75パーセントしかストレートで医師になっていないという現実を医学部長が新入生に話されました。25パーセントすなわち4人に1人は留年または医師国家試験に不合格になっているということです。教養から専門にあがる際に語学(ドイツ語)や基礎医学で不合格になる学生が多かった記憶があります。病気や留学という理由はほとんどなく、遊びすぎ、クラブに熱中しすぎなどが原因です。当時国公立の学費は6年間トータルで180万円で、実際に医師養成にかかる費用数千万からすると、タダみたいなもので、差額は税金が投入されているわけです。当時はもちろん国家の財政難の現在、医学部生は留年などしていてはいけない。留年しても立派な医師になられた方はいらっしゃるでしょうが、税金を無駄使いしてはいけないと思うし、少々遊びすぎても、なんとか単位をとれるぐらいの余裕がある人が医師になるべきでしょう。

   合格すれば、その後どう過ごそうと医学生の自由なのかもしれませんが、大学に入学しただけで、社会的になにも貢献していない医学生も世間では先生とよばれることがあります。それは将来医学生が医師、医学者になると思われているからです。たかだか大学入試に合格したぐらいで勘違いをしてはいけないのである。

   18歳人口は50年前の半分以下なのに、医師不足解消の政策のもと、医学部の定員は最近10年だけでも毎年増員され、1800名ほど増えて9500人に迫る勢いである。時代が違うというものの、昔なら医学部に入学できない学力層まで入学する可能がある。実際に受験する学生数や医師になりたいが、受験できるほどの学力がなく、進路変更する人の数を合わせると、年10万人以上の潜在志願者がいると推測される。自分の夢が叶わなかった人が病院に行った時にやっぱり医師になった人は凄いなと思わせるものがないと残念ながら不合格になった人もうかばれない。

   医師になれる能力がある人はその能力を私物化してはならない。自分の生活や家族より患者さんを優先させなければならないことも特に勤務医時代は多い。献身的な姿勢と体力がある人にしか務まらない仕事です。先生とよばれる職業では、選挙制度が変更された後の最近の政治家と定員増後の新人弁護士は明らかに質が低下しているとされる。勉強しないといけない知識は昔より増えている医学生は強い決意を持って入学して欲しい。能力と志のない医学生は一人もいないと信じたい。

夏期休診のお知らせ

更新日:2017/07/04

お盆は8月11日(金・祝)~15日(火)までを休診とさせていただきます。
8月16日(水)より通常診療いたします。

2017年6月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/06/12

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2017年6月号 優しい嘘

更新日:2017/06/12

   嘘をつくことは悪いことだが、嘘も方便というように、時と場合によっては嘘が必要なことがある。医療の現場で以下のような場合はどうだろう。

   患者さんは癌の末期で死期が近いことは、本人も御家族も理解されている。除痛目的で薬剤を使用しているが、時に痛みが強く、呼吸があらくなる。娘さんが病床で、身の回りの世話を献身的に行われていたが、仕事に出られている間に病状が変化し、呼吸が苦しそうである。主治医は懸命に治療にあたりベストを尽くしたが、呼吸が停止し、間も無く心臓が停止した。延命処置は行わないことは生前に確認済みであったので、主治医が死亡確認した。やがて職場から病院に一番に駆け付けた娘さんは主治医にむかってこうたずねた「母は最期は苦しまずに亡くなったんですよね。」呼吸や脈拍や表情は医学的にみて患者さんは苦しそうではあった。こういう場合あなたが主治医なら何と答えるだろう。

   経過を客観的に説明し、苦しそうだったと答えることは、ペーパーテストなら正解なのだろう。真面目で情報は正確に開示しないと考える医師は実際にいて、本人は職務を誠実に行なったと思っているのだろう。しかしそれで残された家族はどう感じるのだろう。死が避けらないのはわかっているが、苦しまないで欲しいという思いが家族にはある。幸せな人生であったと思って旅だったのであろうかという気持ちがある。何を言っても、もう患者さんは戻ってこないのである。治る可能性があるなら厳しい現実でも、主治医は説明して、共にすすむべきであるが、患者さんが亡くなられた今、必要な言葉は「安らかに眠るように亡くなられましたよ。」それが客観的でないというのなら、「御家族に愛されて、幸せな最期であったと私は感じました。」という主観的な言葉でもよいのかもしれない。その言葉は客観的な事実からすると「嘘」かもしれない。以前のように告知すると患者さんがショックをうけるだろうと胃癌を本人に告げずに胃潰瘍として治療するようなことは今はもうない。治療にマイナスになる嘘や事実の隠蔽はよくないけれど、医療者のためではなく、ただ相手のためを思い、つく愛のある「美しい嘘」はあってもよいと思う。

2017年5月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/05/11

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2017年5月号 お楽しみはこれからだ!

更新日:2017/05/11

   以前EXILE魂というテレビ番組があり、玉置浩二がゲスト出演してEXILEの持ち歌Ti Amoを歌ったことがあった。かなり上手い歌手でも他人の持ち歌の場合は微妙に音程を外したり、声が曲のイメージに合わなかったりして、視聴者はなんとなく違和感を感じ、やっぱり持ち歌は本人が歌わないとねとなることが多い。しかしこの時は違った。緊張のためかEXILEのボーカルATSUSHIとTAKAHIROは声が出ていない。玉置浩二のパートになるとその圧巻の歌唱力で、本家のボーカルの存在が見事にかすんでしまった。ATSUSHIもボーカリストとしての評価は高いし、TAKAHIROもルックスが話題にはなるが決して下手な歌手ではないと思う。彼の場合、書道や絵もうまく、もしかするとそちらの才能の方が優れているのではないかと思いますが、ともかく玉置浩二である。EXILEが歌うオリジナルとはまた異なった玉置浩二のTi Amoを自分の持ち歌のように聴かせて魅せた。アウェーで圧勝した玉置浩二はカッコよかった。

   僕は10代、20代とアウェーの闘いに明け暮れた。僕が大学に入学した時点では親戚を含めて医師はいなかったので、僕がガラスの天井を初めてぶち破ったことになる。あっても行かなかったと思うが、地元には進学塾もないし、医師になってからも最初人脈を持たなかった僕は舗装された高速道路ではなく、道なき荒野を進むしかなかったが、そもそも覚悟の上である。勝てるとわかっている勝負やホームで有利になる勝負には、はなから関心が薄い。

   30代は力をつけるために比較的大人しくしていたが、41歳でここ東灘区で開業した。地元小野や前勤務地の加古川で開業すれば、早く軌道にのり、すぐに安定し自分が堕落しそうなのでやめた。常にチャレンジャーの立場に身を置く方が僕にあっている。開業してもうすぐ丸9年になりますが、最近想定以上に患者さんが増えて、まだまだ成長過程にあるのではないかと思います。玉置浩二のような圧倒的な力はないですが、皆様のお陰でここまでやってくることができました。感謝します。

   今後いい事ばかりではないと思います。しかしどんな状況におちいってもそれを乗り越えるだけの経験と、新しいチャレンジに挑む覚悟と勇気を今の僕は持っている。小林整形外科クリニックはまだまだこれからが旬だ。

ゴールデンウィーク休診のお知らせ

更新日:2017/04/12

ゴールデンウィークの休診日は暦通りです。
5月6日(土)より、通常通りの診療となります。

2017年4月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/04/11

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2017年4月号 アーティストは偉大だ

更新日:2017/04/11

   東山魁夷 「朝静」を購入した。3月よりリハビリ室にかけてある絵がそうです。美しい緑に心が和みます。絵を購入する際には「本物」であることにこだわります。美術館で直接絵を鑑賞するとコピーや写真の絵とは異なり作家の息吹を感じることができます。これは音楽にも通じるところがあって、ライブで音楽を聴くと心揺さぶられるものがあります。
   医師という職業はサイエンティストでもあり、数学、理科が得意な人が多い。僕は数学は好きではありましたが、子供の頃から実は理科はあまり好きではない。物理、化学とも受験生としてはトップクラスではあったけれども、それを専攻することはなく、生物も個々の細胞レベルで人体の神秘を感じることはあっても、それ以上に人間が何に心を動かされるのかといった芸術や文学や映像の世界の方に関心があったからです。
   突き詰めると僕の場合は物理の公式に感じる美しさより、東山魁夷の絵に感じる美しさの方が優っているということです。
   科学の功績はシンプルな法則で現象を説明しようということであり、再現性があり誰でも同じ結果がでる。一方、心を持った人間は多種多様でこうすると上手くいくという対人のマニュアルがあるわけではない。そこが難しいと同時に楽しいところでもある。
   人を感動あるいは幸せにすることを仕事にできれば素晴らしいと思う。スポーツ選手はそのプレーで、ミージシャンはその音楽で、レストランのシェフはその料理で。
   今は医学部がブームで志願者が多いらしいが、安定やステイタスで医師を目指すのはどうかと思う。世間の評価はともかく、僕は一流のパティシエの方が、志のない医師より、人を幸せにすると思う。美味しいケーキをつくれるのはその仕事が好きで、その道一筋に打ち込んだからでしょう。
   親や学校の先生に勉強ができるから医学部をすすめられたというのはやめて、自分が何を職業にすると世の中に貢献できるかを考えて欲しい。数学、物理が天才的にできて、それが好きな人は理学部に行けばいい。芸術が得意な人はアーティストを目指せばよい。
そして医学部を目指す人は、人を愛せる人であって欲しい。受験科目だけでなく、もっと幅広い教養を持って欲しい。一流の受験生になることではなく、一流の人間になることが目的だからだ。
僕は人から尊敬される医師としてではなく、人から愛される医師として人々の記憶に刻まれたい。

2017年3月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/03/13

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2017年3月号 患者ファーストを貫く

更新日:2017/03/12

   ジョン・F・ケネディ大統領は国があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを考えて欲しいと演説した。

   院長という立場にいると、スタッフのことで考えさせられることが多い。ここ数年の一番の気がかりは好人物ではあるが、実力が一定のレベルに達しないスタッフ達のことでした。当院は新人教育に力を入れていて、僕は人の可能性は生まれもった能力だけで決まらないと考えています。それが受験勉強や芸術でアーティストを目指すことであるなら事情が許せば、自ら代償を払い、納得するまでやればよいと思う。あくまで個人の人生だからだ。大学の同級生で6浪で医学部に入学した人もいたし、当院に掛けてある赤富士の絵画で有名な片岡珠子画伯も認められたのは晩年です。

   しかし労働者となると雇用者が求める仕事ができないと、自分のペースで一生懸命やっているだけでは、残念ながら世の中で認められない。給与を貰っているので当然です。労働で職場に貢献した結果として見合った給与がもらえるのである。

   医院は患者さんに良質な医療を提供するのが使命で、その手段としてスタッフを教育するのであって、教育が目的の専門学校や職業訓練校とは、世間から求められているものが異なる。教えてもらうほうがそもそも授業料を払っているのである。その辺りを勘違いしている人は求職者にも意外に多いように思う。

   院長がスポーツサークルのリーダーのような立場なら、スタッフの希望どおりシフトに入ってもらって、楽しくやればよいと思うし、僕もそうしたい。しかしそれは患者さんが許してくれない。単なる仲良しグループではいけないのだ。そのため辛い決断もしてきました。当院は開業9年目になりますが、3年以上勤務しているスタッフが上は8年目を筆頭に現在6人同時に在籍し、定着率の高いクリニックとされています。僕はスタッフに媚びないし、叱咤激励し、へこんだスタッフもいるだろう。でも僕はスタッフ一人一人に真剣に向き合ってきたし、彼女たちもそれに応えてくれた。当院のスタッフはお淑やか(?)で、熱いハートの持ち主ばかりです。当院のスタッフはクリニックに対してどう貢献できるかと考えてくれた人が長年勤務してくれています。当院で勤務したすべてのスタッフ、特に現在在籍しているスタッフに心から感謝します。

2017年2月号 みみより通信更新のお知らせ

更新日:2017/02/10

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2017年2月号 自己を変革せよ

更新日:2017/02/10

   十代の頃メンタルが弱く、やや優勢というような勝負によく負けた。小6の時50m、100m、200m、マラソンすべて一年間クラスで無敗を誇っていた僕は大事な勝負で2敗した。一つは市内陸上大会100m決勝で僕は3位になったが、優勝は同じクラスで僕に続く2番手のT君だった。一年間一度も負けなかった相手に大きな舞台で負けた。リレーはアンカーとして優勝したけれど、やはり個人で負けたのは悔しい。もう一つは冬のマラソン大会で優勝候補だった僕は5位だった。本番前に体調を崩してしまい一度も負けなかった同じクラスの2人にも負けた。

   勉強はそもそも地力に差があったので、小中高と12年間毎年1位になるのですが、大学受験は苦労した。メンタルが弱くてあがりやすいのと、7割できれば合格できる試験で、解けない問題にくよくよしてしまう癖が致命傷だった。 とにかくネガティブ(悲観的)になってしまうのだ。

   僕はその頃受験の神様を恨んでいて、それなら上位10パーセントで合格する実力をつければ、仮に失敗しても合格すると、力技で乗り越えたのだが、いかにも効率が悪すぎた。今後いろんな場面で、レベルが上がると楽勝という勝負はそうないはずで、やはり本番で実力を発揮できるメンタル養成が必要といろいろと試行錯誤した。実力、自信をつけるために努力するのは当然のこととして、本番で実力を発揮するには、謙虚、ネガティブが大敵という結論に達した。

   一般に謙虚は美徳とされる。日々の精進には大切な心構えですが、こと本番にかけては、自分が1番と思い込んだほうがいいと気づいた。根拠のない自信も時には必要です(根拠があればさらに良い)。またネガティブなのを克服するのには苦労した。元ネガティブな人間として思うのは、根っからのポジティブ(楽観的)は一見よさそうですが、思慮が足りなく、成長に限界があることも多いと思います。いろいろと心配するのは、決して無駄ではありません。ただある程度考えつくしたら、割り切ることも大切で、未来のことを完璧に予測できないし、失敗をひきずると失敗が連鎖する。ネガティブに考えてうまくいっている人はそれでもいいけれど、そうでなければ、変化する勇気を持つべきだ。人は駄目とわかっていても、今の自分にしがみつくことをやめない。なぜならその方が楽だからだ。自分を変えたければ、勇気を持って一歩を踏み出そう。僕はそうすることであらゆることが好転しはじめた。ネガティブに準備しつつも、ポジティブに行動する。他人のネガティブにも共感できる。いいとこ取りの元ネガティブ、現ポジティブが最強ではないだろうか。

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