2019年4月号「令和」を迎えるにあたって

更新日:2019/04/12

    開業11年目ともなると、これまで多数のスタッフの方と共に日々診療をしてきました。多くのスタッフは当院のために一生懸命仕事をしてくれ、楽しく充実した時間を過ごしてくれました。しかし思い返せば数は少ないですが、困ったさんたちがいました。数年以上前になりますが、勤務後半年も経たないうちに、退職を申し出たスタッフがいました。以前職場が一緒であった医師が開業するので、誘われたということでした。経験者でしたが、当院の革新的な待ち時間対策に戸惑ったことも退職理由の一つだとは思います。

    当時、家庭の事情で退職するスタッフと皮膚科で手術を受けるスタッフがいて、人手不足でしたが、退職日が決定しました。しかし勤務できると言っていた日も休みがちになり、勝手に退職を前倒しして、退職後もしばらくの間制服を返却しませんでした。その後忙しいからと制服は当院の他のスタッフに預けて、制服を返却してきました。新しい職場にも休診日もあったし、快く円満退職を許可してもらった職場への態度としては、いかがなものかと思いました。

    さらに驚いたことに転職先が新聞広告に出した求人広告にその彼女が、写っていたことを患者さんが教えてくれました。私が院長なら転職してきたばかりのスタッフを医院の「顔」には多数のスタッフの一員としても起用しません。それは前職場への配慮です。

   温厚な私も流石にひとこと言ってやろうと、そのクリニックに電話しましたが、なぜかつながりませんでした。まあ言ってもわからない人もいるので、関わるのをやめました。

   その後も当院は人材に恵まれ成長していきましたが、僅かながら困った事例もあります。インフルエンザ流行期にはほとんどの医療機関が医院のスタッフにワクチン接種をされると思います。当院でもスタッフに接種を行います。みんな職場で接種してもらえると喜びますが、11年間で1人だけ「痛いからイヤ」と断る人がいました。何も対策せず感染して、他のスタッフや患者さんに迷惑をかけてもいけないし、なによりあなた自身にもプラスでしょうと説明して、最終的には接種しました。ワクチンに対してアレルギーでもない限りなんのデメリットもないはずですが、理解に苦しみます。

    また、他のスタッフのプライベートに過度に干渉をしたりということがあります。スタッフのご家族の病状を興味本位でたずねたり、ご姉弟がどこの学校を受験したとか通学している学校の授業料を意味もなく、しつこくたずねたりして雰囲気を悪くしたりする、お金とうわさ話に異常な関心がある方もいました。このような事例には他のスタッフから苦情がでたため、注意をしてきました。スタッフ間でも人間関係のルールがあります。品格にかける言動には厳しく対処してきました。でもなにがいけないのかが、良く理解できていないだろうというスタッフも残念ながら存在しました。人格は否定しませんが、言動に関しては褒められたものではありません。

    ただ当院などまだかわいいもので、困った人々は他の職場にも多数存在しているのだと思います。これまで退職したスタッフの名誉のため申し添えるとほとんどが、転居等でしかたなく退職した方々で、できたらもっと長く勤務したかったという言葉を残していきました。当院では入職希望者には診療時間内に見学していただいています。見学後、素晴らしいクリニックだけれど、私には無理と辞退される未経験がわずかにいらっしゃいますが、ほぼ全員が入職を希望されます。多数の患者さんや当院に愛着を持ってくれている元スタッフのためにも、「令和」の時代も小林整形外科クリニックは、スタッフ同士が仕事に対しては真摯に取り組み切磋琢磨しつつも明るく、楽しい一つのチームであることをお約束します。

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