WEB予約
TEL078-412-2177
お友達追加

みみより通信

2022年6月号 関節の新しい治療 PFC-FD療法

 血小板は傷を治す際にタンパク質である成長因子を放出します。成長因子の抗炎症作用、自己修復に必要な細胞増殖を促進といった働きを活かして、人体のもともと持っている治癒力を高める新しい治療法があります。ゴルフのタイガーウッズ選手や野球の田中将大選手や大谷翔平選手が、怪我の治療に活用して話題になったPRP(多血小板血漿)療法がありますが、その技術を応用したPFC-FD療法を当院でも行えるようになります。

 療法は患者さんご自身の血液からつくられたPRPを特殊な技術でさらに濃縮させて血小板を活性化し、より多くの成長因子を取り出します。この成長因子を関節内に注射することで痛みを和らげたり、損傷部位の機能改善を目指します。スポーツで関節を痛めた方や関節炎と診断されて、さまざまなな治療法を試している方にも効果が期待できますが、対象として最も患者数が多いのは変形性膝関節症だと考えられます。手術に抵抗感がある方は治療法として関心を持たれる方も多いと思います。

 現時点では自由診療であることと採血した血液を清浄度の高い再生医療センターで検査、加工に約3週間かかることが、デメリットですが、入院の必要がなく、ご自身の血小板から抽出した成分を注入するので、重い副作用はないと考えられています。

 当院では7月より月、水、金曜日の13時〜15時に完全予約制で行う予定です。PFC-FD療法や治療費の詳細は今後ホームページにてお知らせしていきますので、よろしくお願いいたします。

小林 恵三(医学博士)

日本整形外科学会認定 整形外科専門医

関連記事

最近の記事
  1. 京都大学大学院に合格しました

  2. 木村拓哉さんと共演して

  3. TV出演のお知らせ

カテゴリー
アーカイブ