2013年8月号 『チームで頑張る素晴らしさ』
2014/11/27
小学校の卒業アルバムに、今も貴重な思い出となっている1枚の写真があります。学級対抗リレーで僕が6年1組のアンカーとしてトップでゴールしているシーンです。2番は僅差で昨年50メートル以上の大差で敗れた2組だ。写真の中にはゴールを歓喜の表情で見つめる多くのクラスメートの姿があった。この瞬間にチームで戦うことの大切さ、喜びを僕は胸に刻み込んだ。
前年の敗北からクラス全体が一体となり、個々の実力アップ、バトン練習で、合同練習でも、2組と互角に戦えるようになっていた。今年は勝てるという思いとバトンミスをすれば負けるというプレッシャーの中で迎えた本番で、展開はアンカー勝負となり、ついに打倒2組を成し遂げた。後日に行われた市内体育祭でも、我が6年1組は最速でゴールし市内ナンバーワンとなった。
現在私はクリニックの院長として、リレーのチームで言うと監督兼コーチ兼アンカーのような立場にあります。勝利したときに喜んだり、評価されるのはリレーのアンカーだけではないように、小林整形外科クリニックの評価は、院長だけでなくスタッフに対しての評価でもあります。スタッフ一人一人がやりがいや、喜びを得られる職場でありたいと常に考えています。個々の実力アップを目指し、チームで仕事をすれば必ず歓喜の瞬間があるはずです。まだまだクリニックとして発展途上ではありますが、当院のスタッフはみんな素晴らしい長所がありますので、今後も温かく見守ってください。