2015年8月号 覚悟の瞬間リターンズ
2015/08/11
予期しなかったことが、現実になっている。取材を受け、公開されて4年以上経つインターネットTV『覚悟の瞬間』視聴ランキングで9位と久しぶりにベスト20に返り咲きました。とうに旬はすぎているはずです。玉石混淆の情報が溢れかえるインターネット社会の中で、一国の首相、芸能人、金メダリスト、アーチスト、作家、学者など多数の有名人、著名人の方々と同じ土俵にたってガチンコで勝負し、ランキング入りしている『覚悟の瞬間 小林恵三』は巷の商品価値のない投稿の類とは一線を画するものといってよいのでしょう。
しかしこの事実は、私を自惚れや慢心に向かわせるものではなく、寧ろ世間に注目され、仕事内容に対する評価のハードルが、高くなっていくことを意味します。そういう状況に対しての『覚悟』はあるのか?答えはもちろんイエスです。出る杭は打たれるといわれますので、ある程度注目され、評価されるとおとなしくしておく方が無難でしょう。しかし敢えて困難な道を選ぶのが、私のスピリットですし、そもそも注目されなくとも適当にやっていい職業ではないですから。次世代におけるアジアのCEO100人、質を感じさせる人。とマスメディアによって私にかぶせられた冠は重すぎるものなのか?他人から注目されたり、好ましい評価を得るのに苦労して発信を繰り返す人が多い中で、私は自ら仕掛けることなく、自然にマスメディアや周りの人たちが、注目を浴びるポジションへと押し上げてくれました。私を神輿に乗せて担いでくださっているすべての方々に感謝します。御期待にそうよう精進いたします。
今後も覚悟もなく、肚もすわっていないが、狡猾な輩と真っ向勝負をすると、私は潰されるのか?医学部の学生時代勉強していないといって他人を出し抜こうとする者がいたり、カンニング行為がまかり通っていました。私は鼻を明かしてやろうと思い、卒業試験中に、テレビのバラエティ番組の収録に臨んだ。無言の抗議だ。ガチで勉強していないってこういうことだよ。卒業試験、国家試験は選抜試験ではないのだから、みんな合格すればいいじゃないか。将来あなたは医師になるんでしょ。それにまさに直結している試験でカンニングなんかするか?
医師という職業は良くも悪くも世間の注目を集め、小学生のなりたい職業で必ず上位に入ります。カッコイイ職業だと思われているんですよ。私はパーフェクトでもないし、決して立派な人間でもありません。しかし少年、少女の夢を壊さない、ユーモアと情熱を持ったカッコイイ大人ではありたい。