2013年7月号　『開業５周年～誓い～』

その時僕は決意した。たとえ自分一人になっても小林整形外科クリニックを続けると。開業すぐの７月末に御主人の転勤のために看護師が退職した後、経歴詐称の疑いが判明した職員が、自分だけでなく、仲間を引き連れ退職していった。全員やめるように画策したようでしたが、２人は耳を貸さずクリニックに残ってくれました。こうして開業２か月足らずで、開業時５人採用した職員は２人になりました。シフトが組めない状況で、開業前に医療事務の資格を取った妻にもシフトに入ってもらい,なんとかひと夏乗りきった。大変なスタートでしたが、開業医としての覚悟ができました。この時の自分を支えていたものは、本当に患者さんのためになる医療をしようという開業時の誓いです。この思いを胸に５年間この地で医療を続けてきました。それがどれだけ達成されたかは、患者さんお一人お一人が判断されることでしょう。現在多くの患者さんが来院されるようになりましたし、新規の患者さんも京都や姫路といったかなり遠方から受診されるようになりました。しかし当院の社会貢献はまだまだ小さいと考えています。小林整形外科クリニックの知名度もまだまだです。JR甲南山手駅の北すぐと案内することが多い当院ですが、５年後の夢はJRの駅より認知度が高くなり、小林整形外科クリニックの南すぐにJR甲南山手駅があるといわれる存在になることです。今後もみなさんが健康に過ごされるため、精一杯頑張りますので、宜しくお願いいたします。