2014年1月号 『すべての道は健康に通ず』
2014/11/27
ここ2年程度メディアへの露出を抑えてきました。なぜなら新聞、書籍「名医30」、ラジオレギュラー2年間、インターネットTV「覚悟の瞬間」、英字新聞ジャパンタイムズ アジアにおける次世代のCEO 100人等々の露出は過熱感があり、一度この状態を冷ます必要がありました。テレビ、ラジオ、雑誌、書籍等様々なお話を頂きましたが、すべてお断りして、小さな会場でも地域のみなさんのためになる講演や医師会活動で裏方として尽力してきました。現在開業して5年以上経過しますと、開業当初と異なる目標、視点が生まれてきました。甲南山手という場所がアウェーから居心地のよいホームになりつつあります。このまま居心地のいい状態を続けていることは楽ではあるのでしょうが、それでいいのかという私の中のDNAの声が聞こえます。それは移転するというようなことでも、患者数を大幅に増やすというようなことでもありません。小林整形外科クリニックの評価、損得だけを考えるのではなく、もっと高い視点に立つということです。みなさんの健康に微力ながらでも貢献しようと思い医師になった志からしますと、開業はそのための手段であって、目的ではありません。そこで私自身メディアからの評価が高いのであれば、それを生かして、通常の診療でお話しているような内容を一般の方にわかりやすく、楽しく知識、情報を伝えていくことができればと思います。今後オファーがあれば、メディアとかかわっていきますが、日々の診療が一番大切であることはこれまでと変わりありません。今年も宜しくお願いいたします。