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2014年4月号 『続・君も医学部に行ける』

2014年4月号 『続・君も医学部に行ける』

2014/11/27

医学部入学は決して狭き門ではない。しかし多くの人が、狭き門だと信じている。昔の僕もそうだ。その理由の1つとして授業料に多額のお金がかかるというということがあげられます。確かに私立大学ではあてはまりますが、国公立なら私が入学した当時で年間30万で他の学部と一緒です。6年通うにしてもアルバイトでもすれば、工面できない金額とは言えません。結局のところ学力の問題になりますが、大学受験で成功者とされる人は少なく見つもっても、年間で数万人はいます。医学部は国公立に限定しても約5000人くらいの定員はあるでしょう。浅田真央や本田圭祐になるよりはるかに簡単です。芸術やスポーツの分野で一流と呼ばれる人は、小さなころから始めていて金銭的負担もあるし、ウインタースポーツなら生まれた地域でまず可能性が限定されてしまいます。将来プロで成功するにはかなりの才能と努力を要します。うちの子は勉強ができないので、スポーツでプロでもというのが、一番危険な選択です。医学部であれば、最難関大学に首席合格するとなると受験にあける才能(決して学問的な才能ではない)は必要でしょうが、全国どこへでも進学する意思があれば、さして狭い門ではありません。ちなみに入試でも先行逃げ切りが有利と考えられており、中高一貫は有利です。しかし彼らは小学校からかなり勉強しているからできるのであって、公立でも大丈夫です。なぜこのようなことを書くかと言いますと、医師の世界は狭く、2世、3世など、医学部に入学試験があるとはいえ世襲が多い世界で有名です。医師の子どもは医師を目指さなければいけないというような風潮も、よく考えればおかしなことですし、医師の子弟に将来のイチローがいるかもしれません。私は親類に医師はなく、小学校から大学までオール国公立で、地元の大学に進んだという、この世界では少数派に属します。どのような世界も、いろいろな人がチャレンジし、参入して切磋琢磨できるようでないとレベルが下がります。決して簡単に入学できるとはいえませんが、志のある人は恐れず、諦めず、是非医師の世界を目指してください。