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2014年11月号 挑戦者として

2014年11月号 挑戦者として

2014/11/27

成人式に僕は出席していない。なぜならその時僕は夢を追いかけていたからだ。世間的にみると、学業優秀であった僕がまだ大学に入学していないという事実はかなりカッコ悪かった。合格した有名一流大学に進学せず、やはり僕は医学部に行くべきなのか進路に迷っていた時期だった。合格できるかということより、自分が医師になるのにふさわしいのかという悩みだった。風呂のない寮にいたため、夜に近くの銭湯に行き、鏡で自分の顔を見ながら、今日もベストを尽くしたか。自問自答する毎日を過ごしていた。タイムマシーンであの頃の自分に会えるとしたら僕はどんな言葉をかけるだろう。「信じた道を迷わず行けよ。」と声をかけてやりたいが、20歳の「僕」は未来の自分と会いたいとは言わないだろう。「未来はどうなっているか分からないから、面白い。たとえ人から成功したと言われる未来だったとしても、予めそれがわかるとつまらないでしょ。ワクワク、ドキドキしてこそ人生だ。」今の僕と同じことを言うと思う。ナイーブでまだ何者でもなかったけれど、一途な思いを胸に秘め、キラキラ輝いていたあの頃の自分に恥じない今でありたい。僕は受験勉強の頂上決戦で負けて、スポーツの世界でも、日本を制した天賦の才能を目の当たりにして挫折した。そのほか多くの敗北を経験してきた。ただ自分より、強いもの、優れているものに対して挑戦してきたことは、勲章だと感じている。そしていっぱい負けたけれど、僕は負け犬にはなっていない。自分の能力、可能性に限界を作らず、未来に向かってチャレンジを続ける。
今、僕は様々な華やかな世界とも接点ができて、応援してくれる人も増えた。英字新聞でアジアにおける次世代のCEO100人にも選ばれたし、Qualitas、インターネットサイト「覚悟の瞬間」にも出演している。しかし勘違いして自分を見失わないようにしている。少し成功しただけの自称セレブの厚顔無恥な面々とは一線を画す生き方を志向している。純粋に世のため、人のため頑張ろうとしていたあの頃の「僕」を今後も裏切ることはしない。そして年齢を問わず夢を追いかける人を応援したいし、可能ならその夢を共有したい。現実を知れば知るほど、夢を追いかけることは困難に思えてくるかもしれないけれど、簡単に叶わないからこそ夢なんだと思う。困難に負けるな。やりたいことを極めた大人はカッコイイ!